串を通すとは?VPNとプロキシの違いについて解説します。

藤田です。

 

串を通すってよく聞くけどなんなの?
VPN
との違いについて知りたい

 

こんな疑問をお持ちではありませんか?

 

 

今回は串を通すという言葉の意味やVPNの違いについて解説していきたいと思います。

 

串を通すとは?

串を通すというのはプロキシサーバーを通して
インターネット接続することです。

 

プロキシサーバーを使うことで本来のIPアドレスを隠すことができたり
日本から見れない海外のコンテンツを見たりすることができます。

 

VPNとプロキシの違いについて解説

プロキシサーバーの説明をしましたが
ここまで聞くとVPNと同じなんじゃないと思うかもしれません。

 

しかしプロキシサーバーとVPNは似て非なるものです。

 

大きな違いとしてはVPNは通信を暗号化できますが
プロキシサーバーは通信を暗号化することはできません。

 

また、プロキシサーバーは専用のサーバーを介して
インターネットに接続する仕組みですが、プロキシサーバー内には
誰がいつどんなサイトを見ていたかの情報が集約されています。

 

なので、サーバーの管理者には誰がいつどんなサイトを見ていたかの
情報が分かるので、匿名性はVPNと比べて低いです。

 

セキュリティ強化したいならVPNがあれば十分

プロキシサーバーもVPNもセキュリティを強化するものであるという点では
一緒ですが、正直個人利用であるならばVPNがあれば十分です。

 

プロキシサーバーはどちらかというと会社など業務用として
使うものなので個人で使っている人はいませんし
セキュリティの観点から見ても通信を暗号化できるVPNのほうが安全といえます。

 

VPNの選び方・ポイントは?

VPNの選び方やポイントについて解説します。
VPN
を選ぶ時は以下の6つのポイントに注目しましょう。

 

  • 料金
  • サーバー数
  • 対応端末の種類
  • 対応端末数
  • 通信速度
  • ノーログポリシー

料金

まず見るべきは料金ですが値段が安いからという理由だけで
VPN
サービスを決めるのはよくありません。

 

料金が安いに越したことはないですが
料金が安いゆえに必要な機能が備わっていなかったり
サポートがイマイチだったりします。

 

またサーバーも自分が接続したい国がなかったりなど
値段だけで決めるのは危ないです。

 

料金を見る際は、料金だけを見るのではなく
料金に対して必要な機能や接続したい国のサーバーがきちんと備わっているかも
確認しておきましょう。

サーバー数

次に注目するべきなのはサーバー数です。
サーバー数が多ければ多いほど一つのサーバーに
アクセスが集中しにくく、混雑しにくいという特徴があります。

 

例えば一つのサーバーにアクセスが集中してしまって
通信速度が遅くなってしまったとしたら
別のサーバーに切り替えることで通信を改善することが可能です。

 

サーバー数も単純なサーバー数だけで見るのではなく
利用者に対してのサーバー数のバランスを見ましょう。

 

 

例えばサーバー数が6,000台以上あることで人気の「NordVPN」ですが
NordVPN
は世界中に利用者がたくさんいます。

 

なので、たくさんのサーバーがないと
一つのサーバーにアクセスが集中してしまい
パンクする可能性が高いです。

対して「MillenVPN」という日本の会社が運営している
VPN
サービスは利用者はほとんど日本人だけなので
NordVPN
に比べるとそこまでたくさんのサーバー数は必要ありません。

 

MillenVPNのサーバー数は1,300台ですが
利用者に対して十分余裕があります。

つまりVPNサービスを選ぶ時に重要なのは
利用者に対してどれぐらいサーバーに余裕があるかです。

対応端末の種類

VPNサービスによってどの端末で使えるか?というのは変わってきます。
自分が使いたいと思っている端末に対応していなければ
契約しても意味がありません。

 

また、今は必要ではなくても使っているうちに
「この端末でも使いたいな」というのが出てくるかもしれませんので
なるべくなら対応端末が多いVPNサービスを選ぶのがおすすめです。

 

もしイマイチ自分が使いたい端末がイメージできていないという場合は
最低限以下の4つの端末に対応していれば問題ないと思います。

 

  • Windows
  • Mac
  • android
  • IOS

 

対応端末数

同時に接続できる端末数も念のため確認しておきましょう。
同時に接続できる台数が少ないと
スマホとパソコンで同時に使うということができなくなります。

 

といっても個人利用程度であれば
そこまで多くの同時接続台数である必要はありません。

 

せいぜい23台あれば事足りると思います。

通信速度

VPNを選ぶ際は通信速度も重要です。
VPN
に接続すると、VPNに接続していない時より
必ず通信速度は落ちます。

 

しかし、通信速度が速いVPNサービスを使うことによって
VPN
に接続していない時とほとんど変わらない速度で
通信が可能です。

 

通信速度に定評のあるVPNは以下の記事で
詳しく解説しているので参考にしてください。

ノーログポリシー

VPNサービスにノーログポリシーが
採用されているかどうかも確認しておきましょう。

 

ノーログポリシーというのは利用者が通信した記録(ログ)を
会社側で保存しないというものです。

 

ノーログポリシーであることによって
例えば、サービスを提供している会社にサイバー攻撃があった場合
ログを残していないので個人情報が洩れる心配がありません。

 

ノーログポリシーを掲げているVPNサービスについて
こちらの記事で詳しく解説しています。

 

 

無料のVPNは使ってもいいのか?

無料VPNは使わないようにしてください。

無料VPNは個人情報を抜き取られる可能性があるからです。

無料VPNを提供している会社もボランティアでやっているわけではないので
どこかで利益を出さなければいけません。

その方法が主に以下の3つです。

  •  個人情報を抜き取って販売する
  • 企業の広告を載せる
  • 有料プランへの誘導

 

一番リスクが高いのが個人情報を抜き取って販売されることです。
悪用される可能性が高いからですね。

 

無料VPNの中には個人情報を抜き取って販売している業者もいます。
もちろんすべての無料VPN業者がそうではありませんが
そういった業者が多いのも事実です。

また、無料VPNは通信品質も悪く使い物にならない場合が多いです。

通信品質が悪いうえに個人情報も抜き取られてしまっては
いいところがありませんので無料VPNは使わないほうがいいでしょう。

 

まとめ

SSLとは?必須のセキュリティ対策を学ぼう!

ということで「串を通す」の意味やVPNとの違いについて
書いてきました。

 

VPNもプロキシサーバーも使う目的としては
「セキュリティを強化する」ことなのですが
個人で利用するのならVPNのほうが手軽ですし
セキュリティ面でも安心できます。

 

VPNについて詳しくこちらの記事で解説しているので
参考にしてください。

 

以上藤田でした。

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